## 1. 生成AI(LLM)チャット占い
相談文からタロット/占星術っぽい文章を生成(会話継続・伴走に強い)
- 完全に生成AI任せ。ハルシネーションが起きやすい。
- 卜術向け(位置計算ができないので)
- メモリによるパーソナライズ次第で結果が変わるとはいえ、基本はエンタメ寄りだと思う
## 2. 計算エンジンで計算、計算結果をAIが自然言語化
出生図計算・相性計算など“計算結果”を、AIが説明文に整形。Ast・roSeekがこれ。
- 命術の対応ができる
- AIが占う中で一番正確
- 計算サービスの出力結果次第(出力範囲・設定など)で質が変わりやすい
## 3. AIコンパニオン型(スピリチュアル相談)
占いというより「悩み相談+スピ系の語り」で依存設計と紙一重。この辺はAIメンタルヘルスケアの分野に足を突っ込んでいる気がする。
## 4.人間占い師+AI補助
鑑定の前後(受付、整理、フォロー)をAIで自動化・効率化。個人的にはこの辺を推したい。
- 受付(ヒアリング):フォーム→要約→鑑定用メモ化(個人情報の取り扱い方針を明示)
- 鑑定前の整理:出生図データや相談ログの構造化(項目化、論点の抽出)
- 鑑定文の下書き:テンプレ+注意喚起(断定・恐怖訴求を避ける)を自動挿入し、人間が最終編集
- 鑑定後フォロー:行動提案(小さな習慣・内省質問)に寄せたフォローメッセージ生成
- ナレッジ運用:占いカルテやよくある相談の分類、回答パターン、NG表現集、FAQ整備
## リンク
- [[AIが生成した占いは誰が責任を持つのか]]
- [[AI占いをディレクションする]]