Q. どうしてVSCode + Continue にしたの? A. Cursorに払う金がないから 1か月のリクエストが100/500の状態で20ドル払うのはつらいっす!!!(日曜プログラマー感) ## Continueってなによ VSCodeの拡張機能で、「AIチャットやコード補完」をしてくれつやつです。APIも使えるし、ローカルLLMも使えるっぽい。さすがにローカルLLMを動かす環境ではないので断念したけど……。 ちなみに私は「OpenAI APIとClaude API」を入れました。 ## 設定を押さえる ### jsonで書くのは非推奨? - [Config YAML Reference | Continue](https://docs.continue.dev/reference#tabautocompletemodel) - [Config Migration to YAML | Continue](https://docs.continue.dev/yaml-migration) 「Continueのパネルから設定ボタンを押して……」ってやりたくなりますが、実はその方法だと非推奨の書き方になってしまいまして。なので今新規で設定を行うならYAMLで書いたほうがいいかもしれません。 ということで、`C:\Users\<ユーザー名>\.continue`(Windows)内にある`config.json`を退避 or 削除を行います。 ### グローバル設定とローカル設定 - [Config YAML Reference | Continue](https://docs.continue.dev/reference#tabautocompletemodel) `C:\Users\<ユーザー名>\.continue\confing.yaml`として書くとグローバル設定(Continue全体で読み込む設定・ルール)になり、`<プロジェクト>\.continue\<各種設定フォルダ>\<適当なファイル名>.yaml`にするとルールが適応されるそう。(ローカルはまだ試してない) 自分はとりあえずグローバル設定に最低限のモデルとルールを記載するようにしました。 ### 実際に設定したYAML 先に結論を出しておきます。ファイル名は`config.yaml`ね。 ```yaml name: global-configuration version: 2.0.0 schema: v2 models: - name: Claude 4 Sonnet apiKey: ${{ secrets.ANTHROPIC_API }} model: claude-sonnet-4-0 provider: anthropic roles: - chat - edit - name: Claude 4 Opus apiKey: ${{ secrets.ANTHROPIC_API }} model: claude-opus-4-0 provider: anthropic roles: - edit - name: GPT-4.1 nano apiKey: ${{ secrets.OPENAI_API }} model: gpt-4.1-nano-2025-04-14 provider: openai roles: - autocomplete - name: GPT-4.1 apiKey: ${{ secrets.OPENAI_API }} model: gpt-4.1 provider: openai roles: - chat - edit rules: - Always give concise responses - Always output in Japanese - Always write Python code based on PEP8 - Always write CSS class names using BEM ``` Continueは設定ファイルに最新モデルの設定を行えば使えるところがよい。 余談ですが、OpenAI APIは新モデルが出たら料金を見ておくことをオススメします。新しいモデルのほうが性能が良くて安いことが多々あります。GPT4.1のほうが性能もコストも安くて私は泣いた。 `C:\Users\<ユーザー名>\.continue\`に`.env`を置いて、グローバル設定YAMLに`${{ secrets.<.envで設定したキー> }}`を書けばOK。まあ、直接APIキーを書いてもいいけれども……。 #### models設定 - name:モデル名 - apyKey:APIキー - model:使いたいモデル - provider:どこのモデルか - roles:どこでそのモデルを使いたい・選択したいか 個人的には`roles`が重要。実は`roles`で「ChatはOpenAIを中心に、EditはClaudeがいいな」みたいなモデル選択肢のカスタマイズができます。なので、自分が使いたいモデルをrolesに入れておくと便利かもしれない。 #### rules設定 いわゆるモデルに対するルール。下2行は言語設定(Python・CSS)なのでスルーでOK。細かいrulesはローカルに書けばいいと思う。 #### その他設定項目 - [Config YAML Reference | Continue](https://docs.continue.dev/reference#tabautocompletemodel) `prompts`とか`docments`があるみたい。この辺は公式ドキュメントを見ればいいと思う(投げやり)最低`models`と`rules`だけでなんとかなる。 ## 参考サイト - [Config YAML Reference | Continue](https://docs.continue.dev/reference#tabautocompletemodel) - [Config Migration to YAML | Continue](https://docs.continue.dev/yaml-migration)