## はじめに 最近、数学を勉強するようになりました。趣味で数学をやりたかったのと、基本情報技術者試験の布石としてやりたかったというのが大きな理由。 そんな中、生成AIというものが登場し、勉強のアシストをしてもらえるようになりました。私も恩恵を受けている1人で、めちゃくちゃ勉強の効率が上がっています。 今回は、私が実践しているテクニックを紹介したいと思います! ## 対象読者 まずはAIと勉強する方法が気になっている人。とくに今回は「社会人の基礎教養(とくに数学)の勉強」をしている人が対象です。理由は簡単で、「私の勉強状況」と一番似ているからです。ちなみに私は「数1Aの白チャート」でこのテクニックを使っています。 とは言っても、社会人の資格勉強や趣味の勉強にも使えますし、学生の勉強にも使えるはず。 ## 必要なもの・前提知識など - ChatGPT/Claude/Geminiのいずれか、もしくは複数のAIが使える状態 - 1つでもいいので、3,000円の課金プランに入っておくと良き - 私は「ChatGPT/Claude(課金)」「Gemini(無課金)」でやっています - 画像アップロード・学習モードと言った機能を把握している ### 実行環境・モデルなど - PC(Mac mini m4) - スマホ(Android)・タブレット(iPad) - ChatGPT: GPT5.5 Thinking/拡張モデル - Claude:Sonnet 4.5 - Gemini: Gemini 3.5 / Live - NotebookLM - vflat Scan・Speechify・Aqua Voice(任意) ## テクニック集 ### 1. AIに勉強のプランを立ててもらう 推奨AI:ChatGPT 勉強の計画が立てるのが苦手なので、生成AIに作ってもらいます。 ``` # 指示 数1Aの白チャートを3ヶ月で走破したいです。勉強計画を立ててください。 ## 詳細・条件 - ゴール:2026/08/20までに白チャートを走破したい - ユーザー:高校数1で挫折。高校数学は未経験に近い - 使用参考書:白チャート ``` 必要に応じて参考書の目次をアップロードしてもOK。ちなみに上記条件だと、「平日:1.5〜2時間 休日:2〜4時間」になるらしい。必要に応じて、条件を変えたり緩めたりしてください。 (受験生ってすごいんやな……) ### 2. 合成音声でテキストを読んでもらう 推奨:Gemini 私は文章を読むのが苦手で、少しでも読解に負荷がかかる文章だと投げ出す癖があります。それに加えてせっかちな性格もあり、文章を読み飛ばして練習問題に突撃する性質。生き急ぎすぎじゃない……?? ということで、読みたいページを「vflat Scan」でスキャンし、「Speechify」で音読してもらいます。この2つのアプリはなくても大丈夫です。最悪ChatGPTやGeminiに読み取ってもらって、音読ボタンを再生すればOK。私はただ単に「ページをvflat Scanで管理し、自然な音声かつ文章ハイライトが使えるSpeechify」と言う理由で使っているだけなので……。 音声を聞く、もしくは音声と文字両方を追うことで、「読めなかった文章が読めるようになる」可能性があります。 ### 3. 音声入力・Liveで音読する 推奨:Gemini 聞くだけでは理解できなかった場合、「自分で音読する」ことで文章が理解できるようになります。もちろん、普通に音読してもOKです。AIを使う理由は、「●●は△△の公式を使用し。(音読)……あれ、この公式は中学校でやった覚えがあるぞ?この公式ってどんな感じだっけ?」と横道にそれた疑問を拾ってもらえるからです。 一方的なインプットから、双方向のインプット・アウトプットになるのでオススメです。 ### 4. 生成AIに概念を説明してもらう 推奨:Claude 学習モードを使って、わからない部分を説明してもらいます。個人的におすすめのモデルはClaudeです。Claudeは丁寧に説明してくれます。しかも、動かせる図解(?)で実験しながら勉強できるのも良き。 ### 5. 音声入力・Liveで実況する 推奨:Gemini 焦ってとにかく計算してミスをしてしまう。そんな時にオススメなのが、「実況しながら問題を解いてみる」ことです。プロンプトはこんな感じです。 ``` 今から私が数学の問題を実況しながら解くので、あなたはリスナーになって実況を聞いていてください。実況の返答は50文字以内の1文で簡潔に。解答への導きはネタバレ扱いです。ネタバレは禁止です。 ``` 「まずは2xを3乗します」と発言しながら計算することで、下記の効果が出ました。 - 筆記・計算スピードが遅くなる - 発言することで、転記ミスに気づきやすい - 計算手順を整理しながら計算する これをやると、せっかちな私が冷静になって計算できる……!! しかも、AIが実況の合間に「頑張って!」と褒めてくれるので、やる気もUP。調子に乗りやすいのであった。 ### 6. NotebookLMで間違いノートを作る 推奨:NotebookLM - [Xユーザーののっくん先生|AI時代の受験合格戦略さん / X](https://x.com/i/status/2057066839658967050) 上記のX投稿を見て真似たやり方。間違えた部分を赤ペンで記載し、画像をNotebookLMのソースとしてアップロードするだけ。 1. 問題を解く 2. 間違えた部分を撮影する 3. NotebookLMにアップロードする 4. 自分のミスの傾向を分析する メモが溜まれば溜まるほど、ミスを分析できることができます。ただし、無料版は50個しかできないので、定期的にメモを棚卸しする必要が玉に瑕。まぁ、適度に断捨離をするなり、画像をまとめてPDFにするなりすればいいだけなんですけどね! ### 7. 生成AIに作問してもらう・答え合わせをする 推奨: - ChatGPT (Thinkingモデル) - Claude & Wolfram MCP - Gemini&NotebookLM 上記のNotebookLMで分析した結果をもとに、「問題を作って」と言えば作問してもらえます。これで無限に数学が解けるよ!やったね! 最近の生成AIは計算能力が上がり、答えのハルシネーション率がかなり減った印象。それでも間違いがないとは限らないので、複数回回答を生成するなり、他のモデルを使うなりして、回答を確認してください。 ## Q. AIを使っていて、ハルシネーションに引っかかることない? A. 私はこの3つの方法でなんとかしています。 1. 必ず参考書を置いておく(信頼できるソースを手元に置く)。生成AIの回答でふんわり理解した後、参考書を見ると理解が増すし、生成AIの間違いに気づくことが多々ある 2. 問題を解いているうちに「あれ?お前嘘ついていね?」と気づく 3. 複数のAIを使う・[Wolfram](https://www.wolframalpha.com/) (数学計算サイト)を使って検算 個人的には「ハルシネーションがあるやん!もう信用できん!」ではなく、「ハルシネーションを見抜くことも一つの勉強法だ」という気持ちで取り組んでいます。ハルシネーションも味方にしよう。 ## まとめ 1. AIに勉強のプランを立ててもらう 2. 合成音声でテキストを読んでもらう 3. 音声入力・Liveで音読する 4. 生成AIに概念を説明してもらう 5. 音声入力・Liveで実況する 6. NotebookLMで間違いノートを作る 7. 生成AIに作問してもらう・答え合わせをする 今まで勉強が苦手だった私ですが、AIを使って勉強をサポートしてもらうことで、勉強への意欲が高まりました。もし、あなたが勉強で苦戦していましたら、AIという名の補助輪を使ってみてください。もしかしたら、新たな世界が広がるかも?? ## リンク - [Xユーザーののっくん先生|AI時代の受験合格戦略さん / X](https://x.com/i/status/2057066839658967050) - [Wolfram|Alpha 日本語版:計算知能](https://www.wolframalpha.com/)